打ち込みに移行した88年の達郎作品が待望のアナログ再発。打ち込みのせいか、ぐっと内省的な内容で、なんつっても「ルミネッセンス」以降の4曲の流れが今作ならではの素晴らしさですね。今回の再発は音も抜群です。
ステレオのUSオリジナル。何十テイクも録ることが常態化していたコルトレーンに、1テイク録音を強いたエリントン。その結果が、瑞々しい1曲目ですが、オリジナルはさらに鮮烈な音です。
cero高城氏ソロ。ceroより力が抜けていて、浮遊感が全般に漂います。深夜に小さい音で聴くといいですね。
大好きな曲ですが、この7inchのモノは驚愕の迫力です。LPよりシンセの音がボッコボコにでかい。
知ってる人は知ってるAORの人。アメリカ人なのになぜかオランダでデビュー。これはその1st。後に田中康夫的にエロい感じになる人ですが、これは青春感がいいんですよね。
リオデジャネイロなのにサルソウルレーベル。そこから想像できる通りの能天気な1枚ですね。全部四つ打ちなので、最後のあたりは胸焼けします。
アレンジャーのウォルター・レイムさんの実態の無いプロジェクトのアルバム。なんだよそれ感強いですが、洗練度の高いソフトロックで、とにかく音がいいです。オーディオチェックによく使いました。
CDで持ってましたがレコード再発を買い直し。これCDを遥かに凌ぐ音では?最近の再発系のカッティング技術は素晴らしいですね。最近初期作ばかり取り沙汰されますけど、これが最高傑作じゃないですかね。
USオリジナルステレオの2ndプレス。1stプレスは宝くじに当たらないと買えない金額なので範疇外。バンドの印象変わる音像ですね。
AOR界隈に多いアルバム1枚で消えた人の1人。作家としてマドンナ「Papa don’t preach」をヒットさせた人で、あんな感じのフックの強い曲を作らせるとうまいんですよね。魔法のようなドラムはジェフ・ポーカロ。
70年代ダンヒルレーベルのフォー・トップスは、音良し・曲良し・演奏良し。アルバム単位ではモータウン時代より断然好みですね。
出会ってしまった名盤オリジナル。ピンクiレーベルのアイランドレコードに駄盤無しですね。
81年のソウル・ヴォーカルもの。マシーンに行くかギリギリの年ですが、これはオーガニックでソリッドな触感。4曲目イントロは明らかに「高気圧ガール」笑。プロモ盤で音がめちゃくちゃ良いです。
これも驚愕の7inch。モノ、ステレオどちらもぐりぐりの迫力です。
ついに自ら全編歌った小西康陽。歌はひどい。下手だけど、しかし、とてもいい。パーソナルな世界観は、録音された一昨年よりもコロナ禍の現在のほうがしっくりくる気がしますね。